2012年の漢字

12月12日に「今年の漢字」が発表され、京都・清水寺貫主が墨痕鮮やかに揮毫。
その一文字は「金」

そうか! それがあったかと一瞬、意表をつかれ、少々複雑な気持ちになりました。五輪の日本人選手の活躍は確かに感動をくれたけれど、明るい話題がスポーツだけというのもなあ。

でも、候補の文字が「乱」だの「変」だの「暗」だの、ネガティブなものが多かった中で、「金」を選んだということ自体、メッセージなのだろうとも思ったり。

そんなわけで、今年のワタクシごとを振り返ってみると、うん、佳い年だったな。
まず、2月と11月にバラナシ(ベナレス・インド)を訪れたこと。
これは、2001年からこっち、カタカナながらもウツのせいで、フットワークが重くなり、海外に出ていなかったので画期的なこと。
(なぜインドなのかについては、いつか書くかもしれません)

階段の街・バラナシでは歩きに歩いて、インド人の物売りとは過激にやりあって、体力的にも精神的にも自信がつきました。

来年刊行予定の長編を仕上げてから出かけた、というのがまたね。

老母も無事に94歳の誕生日を迎え、家族もつつがなく。

物的にはなんといっても、電動自転車の導入!
なんということのない坂道、目に見えない道のアップダウンがキツくなり始め、それでも筋力が落ちるのではと耐えていたのですが、ついに!

もう、あとには戻れません!
軽くペダルを踏み込むと、大きな手でぐわーーーっと背中を押されるような浮遊感ありで、にこにこしながら乗っています。

ついで、ipadを使えるようになったこと。
マックなど、wifiのあるところでFBをやったりしていると、なんとなく気分が変わって楽しいのです。

あとは、物的とはいえないけれど、髪を伸ばす決心をしたこと。
今現在、すでに背中の中程まで伸びているのですが、このまま伸ばして、まっ白になっても、一本編みの長いお下げにするんだー。

などなど、とりとめのないことを書きましたが、無理にまとめると、いくつになっても前を向いていこうよ!というあたりでしょうか。

今年も残り約二週間。

皆様におかれましては、佳き年末年始を祈念いたします。