ネパール復興への連帯

昨日9/3は横浜にて、農民カフェオーナーにしてロックンローラ・和気優さんのイベントへ。
和気さんとは、下北沢のロータスカフェ以来のおつきあいーーといっても、おつきあいが「活性化」したのは今年の4.25ネパール大地震からです。
なんでもロータスカフェの元従業員のかたがネパール人で、被災された、と。

私は5/11に、和気さんは6月初めにネパール入りし、私個人ではとてもできない大きな支援をなさいました。たとえば観光大臣に会う、両親を亡くした被災児童のシェルターを突き止め、義援金を手渡すなどなど。

ネパールの復興?なあんも進んでません。政府は何もしてくれず、人々が手作業でガレキ撤去。半壊した危険な家屋もそのまま。
そこで、みずからも2011.3.11以降、大分県に移住、本格的に農業を始めた和気さんが大きな企画を立ち上げたのです。

その名も、「アースバックでエコ村を」
アースバックとは:基本材料は土で、チューブ状の素地をトグロを巻くように積む工法。
これを普及させ、瓦礫と化した村を再興しよう、という。
12月にはネパールへ技師とともに渡り、ワークショップを開催して村人に工法を伝授するそうです。
プロジェクターにより映し出されたのは、ガンドルン村のグルン族の家によく似た、かわいらしい家です。

これが実現すれば、村人はテント生活から解放され、「我が家」が持てる! そして、そこは「農民ロッカー」和気さんのこと。農業大国であるネパールの強みを生かし、オーガニックな野菜とともにエコ村にしちゃおうという。

ゆくゆくは、その村が話題になって、観光名所になったら素晴らしいね!

私は今日はノリノリで、クルタを着て、額にティカを付けていきました。
「追伸・段ボールいっぱいの優しさをありがとう」では、ぼろ泣きし、、

圧巻は「ありがたや」でした。
ーーみっつ、山の神、ありがたや
よっつ、雨の神、ありがたや
いつつ、ご先祖様、ありがたや、それ、ありがたや!
「ありがたや」の部分は参加者全員で大合唱。
むっつ、和気さん、ありがたや!それ、ありがたや!!

なお、和気さんは背中にギターをくくりつけるいつものスタイルで、愛車銀治郎に跨がり、「ガレキに花を咲かせましょう・ネパール編」のアピールのため、日本縦断3000キロの旅に出発しました。
和気さんにエールを!あ、ビールも!