行っちゃいました。5回目のインド、バラナシ1週間の旅!

バラナシは日中、35度。
夫のサブちゃんから送られてきた大雪の画像に仰天!
そして、すっかり日焼けして帰国したらーーーまたまたの大雪!

さっそく夫婦で雪かきしたり、壊れた雨樋を直したり。
これしきのこと、いまだ救援の及ばない地域の方々のことを思えば、なんでもないのですが、、、
腰が痛い、です。そして、、、インドが、バラナシが恋しいです。
以下は、FBに掲載した「旅ログ」です。日付を遡る形で3回に分けて、掲載します。
くすっとでも笑って頂ければ幸甚です。

*2014/2/11
そう。今回はキレない自信があった。
これだけ何回も行っていれば、人間、イヤでも学習するもの。
シャワーが突然、冷水になっても、
野猿を棒きれで脅しながら、バルコニーでipadをするのも、
それでも、wifiが繋がらなくても、
まあね、と思えた。インドだもん、しゃあないわ、と。

バラナシの空港で、私を出迎えた現地ガイドは、昨年10月と同じ無責任・プレゼントおねだり男のA君だったけれど、
「あら〜。ナマステ〜。元気?」と余裕で握手。
案の定、車でいくらもいかないうちに、やつは言ったね。
「ボク、市内まで行かなくてもOKね?」
「あら〜。ダメよ〜。You are my guide. でしょう?」
「おお、イエース。オフコース。ところで、ユー、ボクにプレゼント持ってきた。でしょう?」
「言うと思った。あははのは」
「じゃあ、ネキストタイムね。ボク、ジョギングスーツ欲しいね。アディダスの。ね、ね」

ーーといった具合に、和やかに、ホテルまで約1時間半のドライブ。

しっかり学習を積んだ私は、帰国日のピックアップ(ホテル=空港間)については、現地旅行代理店に1度、Aの携帯に2度、確認の電話を入れた。
バラナシ発デリー行=3:50 交通渋滞がひどいので、1時がピックアップタイム。
「 ユーを信じているからね」とAを、おだてもした。
それなのに・・・

1時15分になっても、20分になっても、ホテルのロビーにAは現れない。
しかも、携帯は留守録。現地代理店は不通。

バラナシは迷路のような路地を抜けなければ、車を止められる広い通りに出られない。ど、どうしよう。3:50の便に間に合わなかったら、今夜のデリー発成田行にアクセスできない。帰れない。
勿論、日本と違って、流しのタクシーなど、ない。

パニックを抑えつつ、ホテルの従業員に案内を頼み、大通りへ。
従業員のおっちゃんに「白い新車だから」と探しに行ってもらい、私は土埃と排気ガスの中、自分の荷物の番。

ようやくやってきた車の助手席で、Aは言ったね。
「マダ〜ム、ノー・プロブレム。あなたが着くまで、ヒコーキは飛びません。ね、ね」

ついに、怒りが火の玉となって、私の全身を駆け巡り、炸裂した。
「何を言う!それがガイドの言う言葉か!もう1時55分じゃないか!いいわけなど聞きたくない。ヘイ、ドライバー! さっさと車を出してちょーだい!」
すると、運転手がにっこり笑って、自分の胸を指さし、言ったね。
「みい、しゅーぱー・どらいばあ」

本当に、彼はスーパー・ドライバーだった。45分で、空港に到着。
その間の恐怖といったら! トラック、バス、オートバイの間を、クラクションを鳴らして、突っ切り、突っ込みーー
もう、死ぬかと思いました。はい。

さらなる学習。この一件は東京の本社に報告し、2度と私にAはつけないように、いや、他のゲストのためにも、やつはクビにするべきと進言します。はい。

画像は、その日の朝。パッキングもすませ、上流のガートで仏陀していた私。