トークセッション・4/16

今日はトークセッション、<ヒロシマ・2016連続講座>
第4回;高橋武智氏によるJATEC(ベ平連のコーディネーター部門)活動を振り返って@駒込・愛恵福祉支援財団

なぜにヒロシマからベ平連かというと、、、「わだつみ会」、60年安保当時の「声なき声」、反戦、非核ーーと、受け継がれてきた市民平和活動の一つという位置づけです。

そして、なぜに私が諸般の事情を振り切って参加したかというと、、、私の処女作「絵にかくとへんな家」はベトナム戦争からの脱走米兵と6年生の少女との交流を描いたものでして。
出版当時、高橋武智先生に好意的な書評をいただきました。
43年後の今日、ようやくお会いすることができ、昨年電子書籍化したことをご報告できたのです。

おずおずと自己紹介したところ、「ああ!『絵にかくとへんな家』ね。ボク、あの本、大好きなんだよ」
題名を憶えていて下さるだけでも光栄なのに!

脱走米兵を第三国へ逃すため、旅券を偽造するなど非合法活動に身を投じておられたとはとても思えない、優しい目をした武智先生。
マイクも使わず、張りのある声で2時間余の講演。最後の部分がずしりと重く胸に沈みました。

「日本もこのまま行くと、今に戦地へ向かう自衛隊員を逃がす日が来るかもしれない」ーー