セルフイメージと夏太り

鏡で、自分の顔をとっくりと見なくなってから、もう何年にもなります。もともとスッピンでとおしているので、見る必要もない。いや、はっきりいって、見たくない。
そのうちに老眼が進み、メガネなしではぼんやりとしか見えなくなって、あら、ちょうどいいわと。これそ神様の慈愛。これなら、しわもシミも見なくてすむものと思っていたらーー。

ショック!ジーパンが入らない。なに、このお腹の脂肪は。いつのまに、こんな体型に……。秋になったら、何をはけばいいの?「新しいのを買えばいいじゃないのよ」と、夫のサブちゃんはいいます。でも、それは私にとっては敗北のみならず、自己イメージががらがらと音を立てて崩れていくこと。

どんなセルフイメージかというと、はき古したジーパンにスニーカー。ポニーテールの先っぽをキャップから出して、デイパックを背負っている。ネパールのトレッキングや、モンゴルの馬のトレッキングの時の私。そうはいっても、どちらも10年以上前、50代の頃のこと。

いやいや。ここで諦めてなるものか。人の目にどう映ろうと少しも気にしないけれど、確固としたセルフイメージだけは保っていたい。なぜって、それは自分を好きでいられるかどうかという問題にも関係してくるから。

というわけで、ダイエットに良いと思えること、いわれたことは全て試してみることにしました。まず、あまりの暑さにさぼっていたフィットネスを再開。
また、暑いけど、お風呂に入って、お腹の脂肪を揉む。
はたまた、フィットネスへ行く20分ほど前に、お茶のカテキンを多量に含むH/スパークリングを飲む。カテキンは脂肪を燃やし、炭酸は毛細血管を広げ、酸素を多く取り込むそうな。
最後に、いつでも、腹筋を意識した良い姿勢を取る。

これをやり始めて、約2週間が経ちました。結果はというと、マイナス1,3キロ。目標体重まで、あと2キロ。
H/スパークリングを飲んでしばらくすると、体が熱くなって、汗がダラダラ出てきます。類似品は多々ありますが、これには<特定保健用食品>のお墨付が。

これまでの私は、仕事は短期決戦型で、一度書き始めると初稿を脱稿するまで何もかもが上の空でした。けれども、ダイエットを決意してからは、仕事が一区切りつくとフィットネスへ。そのほうがバランスが取れて、1日にメリハリもついて、ウツっぽいのにも良いみたい。

でも、でも……。むーん、ラーメン食べたいなあ。ゆで卵にメンマ、ノリがピンと立っている味噌ラーメン。。。

不思議なのはサブちゃんです。一日3食しっかり食べて(週末のお昼はラーメン屋さん)、ビールも飲んで(私は禁酒中)、ちっとも太らない。学生時代の体型をほぼ維持しています。なんで?ずるいよー。

もしかしたら、毎朝のジョイとのランニングがいいのかも?けれども彼らは早朝5時半頃、走るのです。入眠剤その他を飲んで寝ている私には、あまりに高いハードル。

古いジーパンが入るようになったら、ご報告しますね。