自由の森学園による「ケサラ」

この生徒さんたちを見ていると、息子達が通った和光学園を思い出す。
和光も自由な校風で知られ、私服。生徒手帳なし。そして、、

小学校の卒業旅行は沖縄へ。ガマ(防空壕)に入り、ひめゆり部隊の生き残りの「語り部」のかたのお話を聞き、さらに、大勢のかたが投身した崖の上で、「命どう宝」を泣きながら歌い、、、

「お帰り」とドアをあけた私に、12歳の次男は言ったね。「お母さん!人間は戦争をしちゃいけないんだよ」

中学では房総の海で3キロ、6キロの遠泳。そして、民舞(エイサー、ソーラン節など)
中学の修学旅行は秋田へ稲刈り。長くに渡り協力してくださっている民家に泊めていただき、「父さん・母さん」のお手伝い。

「お帰り」とドアをあけた私に、15歳の次男は言ったね。「お母さん!もう冷凍食品は使っちゃだめだよ。秋田の母さんはなんでも手作りだよ」

長男は今でも言います。「オレ、一度でいいからフツーの修学旅行がしたかったなあ。京都とか奈良とかさあ」

和光学園の生徒達も、この自由の森学園の生徒さんと同じように、着ている服はぞべぞべ、ぼろぼろ。髪の毛の色も、紫もいればモヒカンもいる。
でも、合唱や学園祭となるとパワー全開。生徒達の自主性が発揮され、多様な表現が素晴らしかった。

和光生もなんらかの抗議行動起こせばいいのに。民舞、エイサーもいいんじゃない?
どこにいるんだ、和光生。

参院で安保制定法が強行採決された今、街路では団塊の世代(シルバー世代)から若者へと、バトンが手渡された感があります。

9/19の抗議行動へ行った夫のサブちゃんは、T-ns SOWLの高校生たちがいかにも若くて、かわいかったと感激していました。制服姿で抗議行動へ。俳優さん、タレントさんも次々に反対表明を。

もはや、タブーなどなくなった日本。
固く閉ざしていた蓋が、吹っ飛んで開いたような、、

アベ氏の唯一の功績は、人々に声を上げることを促したことでしょう。
私もこれまでは政治的なことは、このブログでは取り上げなかったけれど、もう吹っ飛んだもんね。

さあ! 来年夏の参議院選挙が今から楽しみ。もちろん、時間と体力が許す限り、抗議行動へ参加します。
数として。1として。

自由の森学園合唱祭のyoutubeがご覧になれます。是非!
https://www.youtube.com/watch?v=b-aBH99Gu4U

ケサラ=イタリア語で、なんとかなるさの意。この曲は命を落とした革命家に捧げられています。
以下;歌詞

リフ)ケサラ、ケサラ、ケサラ
ぼく達の人生は、平和と自由を求めて、生きていけばいいのさ

おさえきれない怒り
こらえきれない悲しみ
そんなことのくり返しだけど、決して負けはしないさ

リフ)

泣きはらした夜
迎える朝のまぶしさ
涙のかわく時はないけど、決して倒れはしないさ

いつも思い出すのは
自由のために死を選んだ
グエンバンチョイ、ジョーヒル、ビクトルハラを決して忘れはしないさ

歌え、歌え、歌え
人間の優しさを歌え、歌え
明日に向かって力強く
広く、高く、大きく

ケサラ、ケサラ、ケサラ、、、、