ネパール復興への支援も忘れてはいません!

Farmer& restaurant owner& rok'nroler, Waki's big project for Nepal started, 2015, 8,27

和気優さんとは、彼が下北沢のロータスカフェ・オーナーだった頃からのおつきあい。
でも、おつきあいが活性化したのは、今年の4.25, ネパールを襲った大地震から。
なんでもロータスカフェの元従業員さんにネパール人がいたそうです。

私は5/11に、和気さんは6月に現地入りし、私個人にはとてもできない大きな支援をなさってきました。
観光大臣に会ったり、親をなくした被災児童のシェルターをつきとめ、義援金を渡したり。

その和気さんが愛車銀治郎に跨がり、背中にギターをくくりつけて、日本縦断3000kmの過酷な旅に出発したのが8/27。

今現在は、3.11以降、ご自身も移住された大分県臼杵で一休み。後、最終報告に再度旅人に。
各地で「引き叫び」ライブをやり、義援金を集めてているわけです。

では、その日義援金を何に使うのか?

壮大かつ斬新なアイディアです。アースバック(基本材料は土で、チューブ状の素地をトグロを巻くように積む工法)により、瓦礫と化した村を再興する、という。
12月にはネパールへ技師とともに渡り、ワークショップを開催して村人に工法を伝授するそうです。

会場のスクリーンに映し出されたのはガンドルン村のグルン族の家によく似た、かわいらしい家です。
これが実現すれば、村人はテント生活から解放され、「我が家」が持てる! 
そして、そこは「農民ロッカー」和気さんのこと。農業大国であるネパールの強みを生かし、オーガニック野菜とともにエコ村にしちゃおうという。

ゆくゆくは、その村が話題になって、観光名所になったら素晴らしいね!

私は「いざ出陣」の8/27@横浜にはノリノリで、クルタを着て、額にティカを付けていきました。
「追伸・段ボールいっぱいの優しさをありがとう」では、ぼろ泣きし、、,

圧巻は「ありがたや」でした。

ーーみっつ、山の神、ありがたや
よっつ、雨の神、ありがたや
いつつ、ご先祖様、ありがたや、それ、ありがたや!
「ありがたや」の部分は参加者全員で大合唱。
むっつ、和気さん、ありがたや!それ、ありがたや!!

自由の森学園による「ケサラ」

この生徒さんたちを見ていると、息子達が通った和光学園を思い出す。
和光も自由な校風で知られ、私服。生徒手帳なし。そして、、

小学校の卒業旅行は沖縄へ。ガマ(防空壕)に入り、ひめゆり部隊の生き残りの「語り部」のかたのお話を聞き、さらに、大勢のかたが投身した崖の上で、「命どう宝」を泣きながら歌い、、、

「お帰り」とドアをあけた私に、12歳の次男は言ったね。「お母さん!人間は戦争をしちゃいけないんだよ」

中学では房総の海で3キロ、6キロの遠泳。そして、民舞(エイサー、ソーラン節など)
中学の修学旅行は秋田へ稲刈り。長くに渡り協力してくださっている民家に泊めていただき、「父さん・母さん」のお手伝い。

「お帰り」とドアをあけた私に、15歳の次男は言ったね。「お母さん!もう冷凍食品は使っちゃだめだよ。秋田の母さんはなんでも手作りだよ」

長男は今でも言います。「オレ、一度でいいからフツーの修学旅行がしたかったなあ。京都とか奈良とかさあ」

和光学園の生徒達も、この自由の森学園の生徒さんと同じように、着ている服はぞべぞべ、ぼろぼろ。髪の毛の色も、紫もいればモヒカンもいる。
でも、合唱や学園祭となるとパワー全開。生徒達の自主性が発揮され、多様な表現が素晴らしかった。

和光生もなんらかの抗議行動起こせばいいのに。民舞、エイサーもいいんじゃない?
どこにいるんだ、和光生。

参院で安保制定法が強行採決された今、街路では団塊の世代(シルバー世代)から若者へと、バトンが手渡された感があります。

9/19の抗議行動へ行った夫のサブちゃんは、T-ns SOWLの高校生たちがいかにも若くて、かわいかったと感激していました。制服姿で抗議行動へ。俳優さん、タレントさんも次々に反対表明を。

もはや、タブーなどなくなった日本。
固く閉ざしていた蓋が、吹っ飛んで開いたような、、

アベ氏の唯一の功績は、人々に声を上げることを促したことでしょう。
私もこれまでは政治的なことは、このブログでは取り上げなかったけれど、もう吹っ飛んだもんね。

さあ! 来年夏の参議院選挙が今から楽しみ。もちろん、時間と体力が許す限り、抗議行動へ参加します。
数として。1として。

自由の森学園合唱祭のyoutubeがご覧になれます。是非!
https://www.youtube.com/watch?v=b-aBH99Gu4U

ケサラ=イタリア語で、なんとかなるさの意。この曲は命を落とした革命家に捧げられています。
以下;歌詞

リフ)ケサラ、ケサラ、ケサラ
ぼく達の人生は、平和と自由を求めて、生きていけばいいのさ

おさえきれない怒り
こらえきれない悲しみ
そんなことのくり返しだけど、決して負けはしないさ

リフ)

泣きはらした夜
迎える朝のまぶしさ
涙のかわく時はないけど、決して倒れはしないさ

いつも思い出すのは
自由のために死を選んだ
グエンバンチョイ、ジョーヒル、ビクトルハラを決して忘れはしないさ

歌え、歌え、歌え
人間の優しさを歌え、歌え
明日に向かって力強く
広く、高く、大きく

ケサラ、ケサラ、ケサラ、、、、

SEALDsとの連帯(2) 「街路は平和を求めている」

La rue veut la paix--「街路は平和を求めている」は、フランスのリベラシオン紙が国会議事堂前抗議行動を取り上げた記事のタイトルです。

なかなか、いいタイトルではあ〜りませんか。

2015年9月18日深夜というか、19日未明。参議院での強行採決の様子は世界中に流れました。
カトマンドゥ在住のネパール人の友達とSkypeしていたら、「テレビで見たよ。ファイティングね。シュッシュッ」と、ボクシングのまねして笑っていた。
通信事情の悪いネパールでも見てるってことよ。世界中が見てるってこと。

以下、FBより感銘を受けた言葉を並べてみました。

1)この法案の結末がどうなろうが、主体的に動き始めた人はもう止まらないと思います。by SEALDs
2)これは単なる基地の問題ではない。沖縄が、ひたすら政府の命ずるままの奴隷のごとき存在なのか、自己決定権と人権を持つ存在なのかを決める、尊厳を懸けた闘いなのである。by琉球新報 9月15日 社説
3)キリスト教日蓮宗と。すべての宗教は一つ=love all, save all

23日の代々木公園の集会には、夫のサブちゃんと参加予定。これまでは、ジョイがいるので「交代制」でやっていました。
でも、23日はTOSHI-LOWを、二人とも聴きたくて。

ーーにしても、サブちゃんと抗議集会へ行く日が、また巡ってくるとは、、、
彼も、「あの日」の自分に出会ったのかもしれません。

憲法壊すな!SEALDsとの連帯(1)

「間にあって」、このような若い人達と出会えたことに感謝する。
しぶとく長生きしたいと思うようになってきました。

9/16 午後の座り込みから参加し、集会に心を残しつつ、10時頃帰宅。
国会では委員会審議が進行中で、野党との連帯の意味あいも込めた集会でした。

すごい人です。人の壁です。車道はカマボコ=機動隊装甲車が二重、三重の駐車をして塞いでいます。そうして歩道に押し込められた人々を二重、三重の柵が仕切っています。これ、マジで危ないです。
街頭デモは逃げ場がある。でも、こうして狭い歩道に押し込められ、完全規制されると、、、
逃げ場ないです。

しかも、圧倒的に多いのが私ら団塊の世代。自分では若いつもりでも、ジジババです。足腰、弱いです。
せめて、せめて歩道を解放してほしい。長丁場、立ったり座ったりできるように。私はちゃっかり生け垣に腰掛けていたのですが、わずかなすき間に折りたたみの椅子を広げ、さあ、座ろうとしたお父さん。いや、おじいさんか。
とにかく、転んでしまって、周囲の人々も崩れ、かなりヤバかったです。

おいっ!この柵、撤去しろよ。危険なんだよ。人命に関わることだぞ!
こっちは非暴力でやってるのにさ。

SEALDsのコールをリードする女子大生。彼女は45年前の私か?

ついに、ついに会えました! 「Sing for peace」を掲げる自由の森学園の生徒さんたちに(FB,youtubeを見て、すっかり彼らのファンになった私。いやファンというより、希望の星ですね、彼らは)
場所は桜田門に近い歩道の外れ。マイクがなくても、よく響く歌声+アコギ。

この日、歌ってくれたのは、「民衆の歌」「ケサラ」「青空」「島唄」「ヒロシマのある国で」
私がボロ泣きしながら唱和していると「あのう、、ちょっとよろしいでしょうか」と、カメラ&マイク。

「この生徒さんたちの歌を聞いて、どう思われますか?あ、お顔もいいですか?」
「いいですよ」私は被っていたパーカのフードをはねのけた。顔をさらせない理由など、何もない。
「素晴らしいと思います。若者が変われば、国も変わります。私は全共闘でしたが、暴力に訴えたため、一般の人々の共感を得られませんでした。彼らは合唱によって、平和をアピールしている。それが何より素晴らしい」

連帯のスピーチに立った、戦後70年のうち55年を平和活動に捧げてきたというかたが「非暴力ほど強いものはないんです」と、繰り返されていた。
原発・再稼働反対抗議行動の時も思った。これって、すごいことだなあ、と。
だって、フツーのお母さんも、高校生もいる。キリスト教の団体もいれば、日蓮宗のウチワ太鼓のお坊さんたちもいる。

これは全共闘にはできなかったことだ、と涙が出そうになった。今日もそうだった。でも、、
8/30の総がかり行動の時、柵が「決壊」したように、この非暴力行動も、いつか、どこかで「決壊」するんじゃないか? という思いをぬぐいきれない。それがいいとか、悪いとかではなく。

時折聞こえるピュッピュッというホイッスルの音に、心臓がどきん!とする。かつてのデモを思いだしてしまって、、
けれども、今ではホイッスルはデモ隊ではなく、お巡りさんが安全注意のために吹いているのだ。
もしも、もしも非暴力が「決壊」する時がきたら、私はためらいなく、路上の人々とともにいるだろう。

画像;順に=この青年はバングラデシュBangladesh出身。カンペッキな日本語を話し、9条の会のかたのスピーチにも「そうだっ!」「ふざけんなっ!」と威勢の良い声を上げる。
「怒」のおじさんは千葉の流山からの参加。「この布はイシハラが都知事になった時に作ったのよ。『怒』だけだから、なんでもまにあっちゃう」

このお二人に挟まれ、守られて過ごした6時間でした。袖擦れ合うもなんとやら。ありがとうございました。
*注;画像掲載については、お二人とも快諾をいただいております。

長男にお嫁さんが来た!!

孤高の人」だった長男が8月22日、結婚しました! 42歳にしてようやく!

これまでずっと思っていた。心の片隅で。私が死んだら、誰がアノ人の健康を気にかけてくれるの? 誰が「もっと野菜を食べなさい」って言ってくれるの?と。

不惑を超えた男の一人暮らし。時折、煮物など届けに行くと、キッチンにずらっと並んだ安酒の空き瓶にぞっとした。その長男にヨメが来た。お弁当も作ってくれるんだって。
「テツヤさん、時々発狂します。面白いです」という、肝っ玉の据わった、見かけはとっても可愛いお嫁さん(職業は介護士さん)

あー、人間、生きてると、こんなこともあるのね。
ジミ婚で、区役所に婚姻届を出しに行った後(もちろん、私も「参列」)アジアンテイストなレストランで、イタリアンワインで乾杯。

あ、区役所前で、二人の頭にガンジス川の水をふりかけて、神々の祝福を願いました。末永く幸せに、と。

長男のFBを見たら、「結婚しました」に300人以上のコメントが。
きっと、みんな、思っていたんでしょうねえ。こいつは一生結婚しないだろうなあって。

お友達もお祝いのパーティを準備してくれているそうで、ありがたや!

ネパール復興への連帯

昨日9/3は横浜にて、農民カフェオーナーにしてロックンローラ・和気優さんのイベントへ。
和気さんとは、下北沢のロータスカフェ以来のおつきあいーーといっても、おつきあいが「活性化」したのは今年の4.25ネパール大地震からです。
なんでもロータスカフェの元従業員のかたがネパール人で、被災された、と。

私は5/11に、和気さんは6月初めにネパール入りし、私個人ではとてもできない大きな支援をなさいました。たとえば観光大臣に会う、両親を亡くした被災児童のシェルターを突き止め、義援金を手渡すなどなど。

ネパールの復興?なあんも進んでません。政府は何もしてくれず、人々が手作業でガレキ撤去。半壊した危険な家屋もそのまま。
そこで、みずからも2011.3.11以降、大分県に移住、本格的に農業を始めた和気さんが大きな企画を立ち上げたのです。

その名も、「アースバックでエコ村を」
アースバックとは:基本材料は土で、チューブ状の素地をトグロを巻くように積む工法。
これを普及させ、瓦礫と化した村を再興しよう、という。
12月にはネパールへ技師とともに渡り、ワークショップを開催して村人に工法を伝授するそうです。
プロジェクターにより映し出されたのは、ガンドルン村のグルン族の家によく似た、かわいらしい家です。

これが実現すれば、村人はテント生活から解放され、「我が家」が持てる! そして、そこは「農民ロッカー」和気さんのこと。農業大国であるネパールの強みを生かし、オーガニックな野菜とともにエコ村にしちゃおうという。

ゆくゆくは、その村が話題になって、観光名所になったら素晴らしいね!

私は今日はノリノリで、クルタを着て、額にティカを付けていきました。
「追伸・段ボールいっぱいの優しさをありがとう」では、ぼろ泣きし、、

圧巻は「ありがたや」でした。
ーーみっつ、山の神、ありがたや
よっつ、雨の神、ありがたや
いつつ、ご先祖様、ありがたや、それ、ありがたや!
「ありがたや」の部分は参加者全員で大合唱。
むっつ、和気さん、ありがたや!それ、ありがたや!!

なお、和気さんは背中にギターをくくりつけるいつものスタイルで、愛車銀治郎に跨がり、「ガレキに花を咲かせましょう・ネパール編」のアピールのため、日本縦断3000キロの旅に出発しました。
和気さんにエールを!あ、ビールも!

「秘密の花園」@2012

長年の友人、ギタリストにして書道家のSALONDORANJUこと西村始主以さん、通称?愛称?SALODORA氏が主催するオルフェウス読書会の一周年記念になんと!ゲストとして招かれたのが三年前。
そして、なんと!SALODORA氏は山口県山口市にお住まい。
ハイテクに強い彼のご指導のもと、東京世田谷の我が家と山口市の会場=赤れんがをネットでつないでの読書懇談会となったのでした。

ご参加くださった皆様と親しく交流はできても、「そっち」へ行けないという、、なんとも不思議な空間ができあがりました。

このたび、SALODORA氏のご厚意で、youtubeにてご覧いただけるようになりました。
秘密の花園」に重ねて、我が病弱な子ども時代、読書体験を語っております。

ちょうど今、「秘密の花園」の抄訳という仕事に関わっております。なんとも不思議なタイミング……。

SALODORA氏に感謝!

http://salodora.seesaa.net/article/422600224.html